縮毛矯正でダメージした髪にデジタルパーマをかける。

最近技術ブログがあまりなかったので久々のハイレベル技術のご紹介。

 

最近ではありがたい事に僕のブログやスタイル写真をお持ちいただいて

「こんな感じに私もなれますか〜?」

などご相談いただくケースが増えております。

 

さて今回、何がそんなに難易度を上げていたのかと言いますと、前回の矯正がうまくかかっていません。

中をめくるとうねりが残っていて、前髪も完全にクセが出てしまっているので毎朝アイロンをかけないと外に出られないそうです。

それだと何のために矯正したのか分かりませんね〜。

そして伸びてないだけではなく、毛先がかなりのハイダメージ。

この写真だとそんな風には見えませんが、これはお客様がアイロンをかけて何とか収めている努力の賜物なのです。

 

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中間からカラーも退色しているのでよく分かりますがその部分がハイダメージ部分です。

 

今回は前髪のうねりを取るのと、毛先にデジタルパーマをかけていくプランにしました。

その施術にした経緯は、前髪はどうにもこうにも収集つかないのでまずそこはストレートにて解決。

しかし一度かけている矯正毛に対しての再アプローチは難しいです。

僕がかけた矯正ではないのでダメージ履歴が分かりません。

前髪なのでツンツンにはしたくないし、でもクセは取りたいし。。。

 

まあその辺はクセ毛マイスターとして名に恥じぬようしっかりやらせていただきます。

 

そして問題は毛先の処理ですよね〜。

多少ダメージ部分を切る程度ではスタイルになりません。

扱いやすくて可愛いって周りから言ってもらえるスタイル。。。

 

久々に攻めてみますか!!

 

という事でかなり厳しいコンディションにデジタルパーマかけます。

良い子は真似しないでください。きっと事故ってバサバサにしてしまいます。笑

このブログ読んで勘違いだけはしないでほしいのですが、これはあまり良い事ではなく、やはりパーマは良いコンディションの髪に対してかけるのがスタンダードで僕も普段はそうしてます。

なので根元の矯正をする時はいつかパーマをかけられるような余力を残して仕上げています。

 

かなり狭いストライクゾーンですが長年のキャリアと勘を頼りにかけていきます。

 

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かけちゃいましたよ。僕。。。

しかも手触りがかける前より柔らかくなるという神業。

お客さんは過去一度もこんな良い感じにパーマかけてもらった事がないと。

いただきました!【自分史上最高の髪】

 

今回は厳しいコンディションにも関わらず攻めの姿勢で勝ち取ったパーマって感じでしたが、今後僕がもっと良い矯正とパーマをかけていきますので末長くよろしくお願いいたしますと次回の矯正のお約束をしてルンルンでお帰りになりました。

 

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tachibana-kazuya

横浜市都筑区センター南にてお悩み解決を得意とするヘアードクター。くせ毛に対する知識と対応力、パーマの技術は革新的で、1都3県に顧客を持つスペシャリスト。撮影にも精力的に取り組み、数々のモデルさんとセッション。大人の女性のお客様から支持が多く、 【いつもよりちょっぴりオシャレに扱いやすく】 をテーマに、数々の難しいクセ毛のお悩み解消で-5歳髪、過去最高の自分髪へ導くスタイリスト。