今日は少しだけカラーリングの仕組みを紐解いてみたいと思います。
カラーリングと一言で言っても多種多様あり、今日はその中でも酸化染毛剤と言われる世の中で最もポピュラーな物にスポットを当ててみましょう。
この酸化染毛剤ってヤツは非常に有能で、明るくも暗くも自由自在にできて、色味(アッシュだとかピンクだとか)もコントロールしやすい設計になっております。
安定感も他のどのカラーリング剤と比較してもずば抜けて良い!!
んじゃあ全部それで染めちゃえば良いじゃん!!
って思いますよね。
しかしこいつにはデメリットがありまして、『ジアミン』って物質が混在していて、アレルギーを引きおこす原因になるんです。
今まで何回染めても大丈夫だったのに急にアレルギー反応を起こす事があります。
花粉症で例えられるコップの話、(コップに注ぐ水が溢れ出したら症状として出る)とかと一緒で、蓄積していった結果、症状として出てしまうんですね〜。
僕のお客様でも極度のジアミンアレルギーの方がいらっしゃいますが、SPLENDOではジアミンを使わずに染める方法も段階的にいくつも用意してご要望に対応しております。
テクニックと薬剤、この2つの要素からその方に合ったカラーをオリジナルで施術させていただいております。
ん??
なんか趣旨が変わって酸化染毛剤批判みたいになってしまいました。。。f^_^;)
私何を隠そうと酸化染毛剤大好き美容師です。
皆さんはカラーリングで思った色にならなかった〜って経験ありませんか??
現在のカラーリング事情は空前の寒色系ブーム!!
アッシュ、グレージュ、マット、オリーブ、などなど。。。
そもそも日本人の髪は知っての通りメラニン色素量が多く、黒髪の方がほとんどですね。
これをカラーリングする場合、メラニン色素を抜きながら色味を入れていく。
人それぞれ持つメラニン色素の量も違いますし、過去のカラー履歴もあるのですが、赤やオレンジの対極にあるアッシュを出したい場合、その方の持つ赤味をどれくらい打ち消していくかがキーとなり、経験や知識が必要になります。
先日寒色系カラーのオーダーが続いたので少しご紹介。
まずはアージュ(アッシュ+ベージュ)ショート
before
after
オリーブアッシュ
before after
縮毛矯正、パーマはもちろん大得意ですが、こういうカラーもやります笑
髪のお悩み、1度投げかけてみてください。
KAZUYA TACHIBANA